品質管理・商品開発│旬の素材の風味を大切に素早く加工。食卓に広がる満足の笑顔をお届けします。

品質管理・商品開発

仕事内容を教えてください。

西森「私は製造行程の手順が順守されているか、工場内を巡回し、製造記録を確認しています。入社直後は研修で製造現場に立ち、その後は品質管理で5年目になります。5年といっても、まだまだ覚えないといけないことが多く、自分では半人前と思っています。立場上、時には製造現場に厳しいことを言い、ぶつかることもあります。ただ、それぞれの立場と役割で意見を言い解決することが、会社として正しい方向に進めると考えます。」
田中「品質管理部の課長を務めています。本社の第一工場と第二工場の2つと、五十崎工場で働くメンバーの統括をしています。最初は検査業務をし、同じ品質管理部の中で品質管理に異動しました。今年で16年目になります。」
桑原「私は商品開発を担当しています。弊社は大手メーカーさんからのオーダー生産(OEM)が7割以上を占めます。中には細部までの仕様が決まっていないものもあります。例えば、こういった方向性の商品が今から流行りそうなので商品化できないのか、この材料で商品化できないのかといった相談案件です。そういった場合、いくつかの前提条件を基本に値段、味、品質、製造方法などのバランスを考慮して、商品開発をします。毎日、新しい商品開発をしていますので、1年間で約150品目になります。」

  • 西森(5年目)
  • 田中(16年目)
  • 桑原(9年目)

入社したいと考えた理由を教えてください。

西森「大学は理学部で化学を専攻していました。入社前は食品関係の専門知識もなく、食品関係の会社で働いたこともありませんでした。会社についての情報も十分に集めないままで面接。不安な気持ちのまま面接を受けました。面接では、専務と工場長2人の熱量の高い話に不安も吹き飛び、この会社に入社したいと即断しました。」
田中「私は食物に関する勉強していました。食品の基礎知識はあったので、専門知識を勉強しようと入社。入社後は自分でも勉強しましたが、多くの先輩方に助けられました。わからないことがあれば、部署を越えて相談。社長が言う、風通しの良さがあるので誰もが親切に教えてくれます。多くの先輩に質問し、答えの積み重ねが今の現場に役立っています。」

西森さんの研修内容を教えてください。

西森「最初は、作業服の着用方法から入室手順など、基礎的なもの、基本的なことから教えてもらいました。もちろん、品質管理に関する座学、製造現場での実習もありました。弊社では国際規格であるISO22000を平成23年に取得しました。ISO22000は一度取得すれば終わりではなく、毎年基準審査があります。その基準を守るため、現場では具体的なルールに落とし込まれています。そのルールの理解も必要です。」

新入社員へアドバイスをお願いします。

西森「私が大切に思うことは、コミュニケーションです。それが基本ですね。受け身にならないで、自分から積極的に話かけ、学ぶ姿勢が必要です。」
田中「私は意欲と素直さです。素直に人の話を聞いて、自分で噛み砕いて、それが正解かどうかを判断してほしいです。上司や先輩が指摘してくれたときも、「自分には何が求められているのか?」をしっかり考えてから動いて欲しいです。そのために、西森さんが言うように、日頃コミュニケーションをとっておくことが大事になります。」
桑原「商品開発で求められることは、興味を持って何でも食べることです。嫌いな物でも食べて自分の舌で味わい、美味しければ、その理由を考えることがスタートです。ヒット商品を食べたお客さんから美味しいですという手紙をもらうこともあり、その時は毎日の開発の苦労を忘れるくらい嬉しいです。」